愛知学院大学法務支援センター 市民講座2019

 

 今日は勤労感謝の日でした。

 私が特任教授を務める愛知学院大学法務支援センターでは毎週土曜日に市民向けの公開講座を開いています。今期の講座は10月5日から12月7日まで以下のラインナップで行われています。

 

 開 催 日            講 座 内 容      講  師
10月5日 再審に関する議論の欠落点-再審有罪判決への対応- 教授 原田 保
10月12日 国際人権法とは? 教授 初川 満
10月19日 交通事故と法律-いざというときに困らないために- 教授(弁護士) 浅賀 哲
10月26日 裁判と真実について 教授 梅田 豊
11月9日 税金の憲法問題-消費税は合憲か?- 教授 高橋 洋
11月16日 募集株式の発行 教授 服部 育生
11月23日 過労死を防止するために 教授(弁護士) 岩井 羊一
11月30日 土地の所有権は放棄できるのか 教授 田中 淳子
12月7日 改正相続法について~従前の相続法とどのように変わったか~ 教授(弁護士)國田 武二郎

 

 今日は、私が「過労死を防止するために」と題してお話しをさせていただきました。

11月は過労死防止啓発月間です。(過労死等防止対策推進法5条2項)

  

  過労自殺が社会問題になった電通事件の平成12年3月24日最高裁判決判決。そのときになくなった方のあとに生まれた高橋まつりさんが、亡くなった電通事件。いまもなくならない過労死の実態。どういった事案が過労死とされているのか。過労死がおきた場合の法律問題。労災の仕組みや法律の構造。パワーハラスメントの問題などお話しをさせていただきました。

 

 愛知学院大学法務支援センターでは、春と秋に市民向け講座を行っています。

 どの先生の講座も役に立つし、法律的な好奇心を誘うものです。

 

 私は、来年の春は、裁判員裁判について語る予定です。乞うご期待。