今日は、過労死等防止対策推進シンポジウム愛知会場が開催されました。
厚生労働省主催。
内容は、労働局の挨拶、猿田正機中京大学名誉教授の講演、能村盛隆大和ハウス工業株式会社 経営管理本部 執行役員人事部長 のお話し。
そして、田巻紘子弁護士、猿田教授、能村さんのパネルディスカッション。
おわりに、過労死遺族の吉田さんのお話。
閉会の挨拶は私がさせていただきました。
企画から参加しましたが、良い内容になったと思います。
会場の質問を質問用紙で集めたのですが、たくさんの質問がありました。長時間労働を見直さなければならない。その総論は賛成でも、現場は簡単にいかないと悩んでいます。今回は、スウェーデンでは、そして、大和ハウスでは、どう考えて取り組んでいるか。それをパネルディスカンションで取り上げてもらい話してもらいました。日本では難しいのではないか、大企業の取組は中小企業では難しいのではないか、具体的な質問がありました。
質問を募集したために、参加した皆さんも、聞きたいことが聞けたシンポになったのではないかと思っています。
そして、労働時間短縮。難しいことですが、スウェーデンでも、日本でも、発想を転換すれば、そして、本気で取り組めば実現できる!というメッセージになったと思います。
さらに、最後に遺族のお話をお聞きし、難しくても、命を守るためにはやらなければならないことだと確認できたと思います。
わたしは、岐阜と愛知のシンポに出席しました。
このようなシンポが全国の都道府県で行われています。
当日はNHKのニュースで報道されました。一分半程度のニュースですが、多くのこの地域の人が見てくれたと思います。過労死は防止しなければならない。そのようなシンポが、この啓発月間の11月に日本のあちことでいわれていること。チラシ、報道でみんなが認識すること。これらの啓発活動が過労死等防止の一歩になればと思います。
公害
薬害
交通事故
自殺
生活習慣病
ガン
そのほか、いろんな病気で若くして命を失うような悲しい問題があります。
日本中でその一つ一つの問題について、啓発し、責任を追及し、取り組んで少なくすることができています。
過労死等もきっと無くすことができると信じたいです。
このような一つ一つの集会が、過労死等をなくすために力になっていくと信じたいです。