平成29年版の過労死等防止対策白書が発表されました。
過労死等防止対策推進法(議員立法により平成26年成立・施行)に基づき、国会に報告を行う法定白書です。
今回が2回目の閣議決定及び国会報告になります。
過労死等防止対策推進法(平成26年法律第100号)
(年次報告)
第6条 政府は、毎年、国会に、我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために 講じた施策の状況に関する報告書を提出しなければならない。
過労死等防止対策白書のポイントは次のように説明されています。
「過労死等防止対策白書」のポイント
1.「労働時間を正確に把握すること」が「残業時間の減少」に繋がるとする分析や、過労死等が多く発生していると指摘のある自動車運転従事者や外食産業を重点業種とする分析など、企業における過労死等防止対策の推進に参考となる調査研究結果を報告。
2.「『過労死等ゼロ』緊急対策」(平成28年12月26日「長時間労働削減推進本部」決定)や「働き方改革実行計画」(平成29年3月28日「働き方改革実現会議」決定)など、昨年度の取組を中心とした施策の状況について詳細に記載。
3.過労死等防止対策に取り組む企業、民間団体、国、地方公共団体の活動をコラムとして紹介。
とあります。
「過労死等防止対策白書」は、厚生労働省ホームページの下記URLからダウンロードできます。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000138529.html