愛知働くもののいのちと健康を守るセンター(略称 愛知健康センター)は、 愛知の働くものとその家族が、 労働組合に参加しているかいないかを問わず、 職場や地域、 同じ産業の仲間たちと力を合わせ自分たちのいのちと健康をまもり、人間らしい労働と人間らしく働くことができる職場をつくり出していくための組織です。
今年設立25年。第26回の総会を開きました。
25周年を記念して、本を出版しました。「人間らしく働く」愛知健康センターものがたり。
まえがきを引用します。
私達、「愛知働くもののいのちと健康を守るセンター」(略称 愛知健康センター)は26年間にわたって、過労死や業務災害にあった人が、労災の認定を受けられるように支援してきました。近年、過労やパワハラからうつ病を発症して自死に追い込まれる若い人が目立つようになっています。
高校や大学をそつぎょうして1年もたたないうちになくなる多くの事例を知るにいたり、このような悲劇を起こさないようにするには、どうすればいいのか考えざるを得ません。
学校教育の中で、労働基準法や労働安全衛生法などについて学ぶとともに、そうした事態にあったとき、身の安全を守るためにどのように対応するとよいのか、分かりやすく知ることのできる本が必要だと思いました。
そこで愛知健康センターの活動で得た具体例をもとに、教訓をできだけ易しくお伝えしようということで、この本を刊行しました。これから就職しようという若い人たちがいのちと健康を守って、豊かな人生を送ることに役立てば幸いです。
私が担当した、スギヤマ薬品事件
A市役所事件 も紹介されています。
私が担当したメイコウアドヴァンス事件の原告本人の報告も掲載されています。
ワタミ事件の原告の森さんの報告も掲載されています。
過労死した方の家族の悲しみや苦しみ、裁判の難しさと、支援の輪を広げる大切さが分かる本です。
定価1400円+税
問い合わせは、愛知健康センター まで
〒456-0006
名古屋市熱田区沢下町9-3
労働会館本館 306号
電話052-883-6966
FAX 052-883-6983