愛知県弁護士会は、2016年3月19日、違憲の安保法制の廃止に向けて立憲主義の回復を求める愛知大集会、パレードを開催しました。
私も愛知県弁護士会の会員として参加しました。
この日の天気は、天気予報では曇り。雨も残り心配されました。しかし、実際には晴天になり、熱いくらいでした。
この日は、全体で2800名の方が集まりました。
そもそも、強制加入団体である弁護士会が、集会を行うことは、これまでそれほどありませんでした。しかし、この安保法制の反対のための集会はこれで4回目。弁護士の若手のスタッフも、参加する弁護士も段々集会の要領がわかってきた感じがします。
弁護士会が反対する理由は、憲法改正手続きを取らないで集団的自衛権を容認するものだからです。そして、そのような安保法制は、憲法9条に明確に反します。この一点でその他にはいろいろな意見を持つ方々に結集を呼びかけています。
安保法制が可決されて、6か月がたちました。しかし、各地で19日は集会が開かれました。愛知県弁護士会のパレードの写真は、当地の中日新聞の一面に大きく掲載されました。
私たち弁護士は、個々の事件の解決を通して、市民の皆さんの事件を守るだけでなく、弁護士として、弁護士会として、市民の皆さんと一緒に人権を擁護する活動をしています。このような活動が安保法制の廃案に結びつくことを願っています。