先日、愛知県弁護士会名古屋法律相談センターのサラ金・クレジット被害の法律相談の担当日でした。
相談の枠は4コマありました。けれども当時の予約は一件だけ。
その一件の予約の方も、特に連絡なく,来られませんでした。
弁護士会のサラ金・クレジット被害の法律相談は、最も多かった平成18年度には、年間5000件を超える相談件数であったのですが、平成26年度には約650件となっています。
サラ金・クレジットで悩む人が、こんなに減ったのだということで、喜ぶべきことでしょう。利息制限法を超える利息により利益を受けていたサラ金業者の多くが廃業するか、大手銀行の支援を受けながら存続するのかの大きく二つに分かれたようにみえます。
ただ、本当に被害がないのであればよいのですが、何らかの理由で、愛知県弁護士会が無料で法律相談をしていることをしらない、あるいは利用しにくい、という人がおられたらお気の毒です。
私の事務所も債務整理については相談料を無料にしています。
弁護士会の法律相談をもっと活用していただけたらと思います。