東京出張

 本日は東京出張2日目です。日弁連での会議がふたつ。11時から5時まであります。事務所を1日空けてしまいます。

 しかしこれも、弁護士の大切な仕事です。日弁連では、被疑者国選弁護制度を、身体拘束された全ての事件において、実現させようとして運動しています。現在は、勾留された事件のなかでも、公務執行妨害、暴行、公務執行妨害、器物損壊など、法定刑の軽い事件では対象となっていません。しかし、これらの罪名の事件であっても、たとえば,本来公務執行妨害が成立するのかどうか微妙な事件、謝って被害弁償をすれば不起訴になる事件など、弁護人が選任された方がよい事件はたくさんあります。現在は、弁護士会が費用を出して援助事業でまかなっています。

その他、刑事弁護を巡る様々問題に対処するために、全国の弁護士が集まって会議をしています。

 ところで、本日は、過労死防止基本法の院内集会もあります。近くに来ているのですが、出席できません。成功をお祈りしています。